スタジオエル スタッフ日記

スタッフが仕事・趣味問わず書く日記です  (記事の内容はスタッフ個人の見解であり、会社の公式見解ではありません)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

SHIROBAKO 21・22話を見た偏った感想(作監・菊地)

まあ、平岡最高だな、っていうだけの感想なんですが・・・w
度がすぎてるってのはあっても、基本的には平岡は登場以来、制作の立場としては概ね正しい事を言ってるなと思ってたんですが、宮森さんにキレるシーンはこれまでの作中で最もカタルシスを感じるシーンでしたねw
作画の立場からすれば非常に困る事ですがw、制作側の事情にも配慮しなくてはいけない。
原画の手配は制作の力じゃどうしようもない面も大きいし、大量のリテイクは物理的な距離の面からコストが大きい事もある
(エクソダスからのグロス班を維持できなかったというのは、人手不足で原画マンの確保が難しい時期とも推測出来ます)

基本的にアニメは複数の作業場での直接的な関係性の薄い人達による集団作業なんで、そもそも総合的かつ厳密に見れる人間はいないんですね
作中では平岡が特別悪い?ように描かれてますが、作監、動検、仕上げ、の人達もそれぞれセクションのエゴ、事情を言ってるだけで基本的には平岡と変わらない
見る視点の違いに過ぎないですね(状況や関わり方によりムサニ関係の人達も過去に平岡を苦しめた人間と同様の位置になってる事がこの業界ならあるはず)
各セクションの個別の作業者には全体で起きてることが見えない。部分しか見えてない人間の善悪の判断が正しい事はそうそう無いです。

もちろん全く彼の言う通りにやられたら僕も困るし怒ると思う。しかし僕ら作画側の事情を押し出せば制作側がどれだけ苦しむかも分かるしその事を考えないで作業は進められない。
クオリティを人質にすんじゃねえってのは本当にその通りですね

他の制作さんは耐えてるのだから平岡が悪いように見えるのでしょうが、彼は確かに他の制作さんより弱い。
しかしアニメ業界のような厳しい環境で相対的に弱いという事が、そのまま悪だとは考え難いですね。
どちらかと言うと悪は理想を追求する側にあると思います。
より良いものを作ろうとするほど他人に様々な面で対価の無い犠牲を強要するのがアニメの作業であり、その中に悪がある事を自覚しないのは恐ろしい事なのですから

(作品を見た素直な感情に理屈付けをしようとしたらグダグダして何やら上手くまとまらなかったけど、まぁ仕方ない・・・)
SHIROBAKO 21・22話を見た偏った感想(作監・菊地)
スポンサーサイト
  1. 2015/03/15(日) 06:13:14|
  2. 感想
  3. | コメント:0

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。