スタジオエル スタッフ日記

スタッフが仕事・趣味問わず書く日記です  (記事の内容はスタッフ個人の見解であり、会社の公式見解ではありません)

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#SHIROBAKO 五話を見た軽い感想(作監・菊地)

非常に良い話だったので、ちょっと3・4話を飛ばしてSHIROBAKO五話の感想です(^_^;)
タイトルを見て、タロー君が宮森さんの怒りの鉄槌を食らう話かと思いましたが、まさかの展開で驚きましたw。
この回のタロー君の対応は極悪ですw。これは間違いない。
しかし遠藤さんの対応は、それ以上にかなり問題があります

まず監督が出来上がった3DCGにOKを出してるのに、それを勝手に否定するというのが通常ありえません。先に上がってチェックを通ったものを勝手に否定するということは普通は無いのです。
次に抗議をするのに、口頭で制作に伝言させると言うのがありえません。個人的にはこれほど微妙な事情を口頭で伝えようとした事が最も問題行動だと思いました
権限の上で上位の人間や、他の部署に複雑な事情を伝え動いてもらう場合、こちらの意見を通してもらう場合は、必ず文章でなぜそれが必要か論理的に説明し説得する義務があります。

制作さんは各作業の専門性を持って無いので、それぞれの部署の考える事を根本的には理解できません。
専門性の高い事を、制作さんの理解力、調整能力に期待する事に無理があるのです。制作さんが他の部署の要求の意味を正しく説明出来てない事は実は頻繁にあります。
なので作画なら、作画の専門性を理解する人間が、相手に分かるように文章にまとめ提出する必要があるのです。
それにCGさんが同じ社内にいるなら、まず直接話し合うべきです。この作品内の会社なら監督にかけあうことも出来ます
遠藤さんは作画監督として、そうした正しい手順の抗議をせずに理解力を持たない制作に文句を言うだけで状況を投げています。これは非常に拙いです。
また抗議の結果、どういう意見でまとまったのか制作さんに確認を取らずに作業に入るというのも通常は絶対に無いです。
必ずどういう合意が出来たか確認を取ります。
アニメの作業において我侭を通し、より大きい権限を行使したいなら、自らより積極的に動いてコミュニケーションをとり、責任を果たす義務があるのです(そうしても要求が通るとは限らない博打ではありますが)

それとレイアウトは作監の方がCGより上位の権限のはずなので、めんどくさい人間になれば遠藤さんはCGアニメーションの動きに対して権限を行使することも出来るはずです。
自分が通したレイアウトの意図をCGが反映出来てないというリテイクなら権限上正当ですし、社内のCGさんなら逃げられないでしょう


あと、個人的な経験としては、CG合わせのエフェクト作業はちゃんとやると凄まじく大変なんで(海外動画がその手順を理解してくれないので通常より多量の作画参考が必要になります)、CGで作画と変わらない絵が出来るならCGに任せるにこした事は無いと思ってるんですが
実際には、本来CGのはずの部分すら、やっぱり作画でやらなくてはならなくなったという、このシロバコ五話とは真逆のパターンの恐ろしい要求があったりするので、作画が不要になる事はないのではと考えてます。
「時間をかければ作画と同じものが出来る」は、様々な面でCGが作画より生産性が高いか、という事とは全く別なんですよね・・・(-_-;)




  1. 2014/11/07(金) 08:26:32|
  2. 感想

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